お茶目なおじさん

カナダで働いていると、毎日職場の人と英語で話しているので、言葉の感覚が日本語で話してるよりもずっとフレンドリーな感じがするノジ。

 

もちろん英語にも丁寧な表現や、目上の人に対する話し方、婉曲的な表現もたくさんあります。

 

日本ではよく、英語には日本語みたいな間接的な表現があまりないみたいなことがよく言われてるけど、実際に英語圏に住んでると、そんなこともないように思います。外国人はSorryっていわないとかよくいいますけど、カナダ人結構普通に言う。カナダ人の性格もあるのか、彼らは結構日本人みたいなところもあります。

 

でもやっぱり、ノジがおもうカナダのいいところは、人がフレンドリーで親切なところですかね。

一緒に働いているカナダ人のおじさんたち。お茶目で面白いのです。けっこう口は悪いし年下の上司に対して平気で皮肉言ったりするし、他の従業員と口論したりして悪ガキみたいな時も多々あるんですが、仲良くなると意外とジェントルマンだし、子供のように可愛いところがあるのです。時々自分の実の父親を見ているような気持になることがあります。皮肉屋で、天邪鬼で、でも若い人よりちゃんと自分の仕事をきちっとするのです。ちょっと意地悪言ってきたとおもったら、仕事をほめてくれたり、かまってちゃんだったり。日本にいる頃はこんな風におじ様たちと友達になったことはありませんでしたが、今の職場ではおじ様たちはお友達のような存在です。もちろん年上に対する尊敬が彼らに対してないわけではなくて、ちゃんと尊敬しているけれど、割と普通にからかいあったりするので不思議です。

 

二月に日本に3週間帰省すると知ったら、

Are you going to Japan?Do you need my escort? You can tell your parents "Hey, He's my Canadian boy friend!".

とか言ってきたりして、これ自分の休暇のスケジュールに対する一番面白い反応だった。もちろん彼は結婚してて子も孫もいるので、冗談を言ってるだけなのです。

で、お土産買ってくるんで、いい子にしててくださいねって言ったら、I'm trying!って、、、保育園の先生みたいな気持ちになってしまったノジ。

おかげさまで職場は楽しいですよ。

 

昨日の休憩時間にバナナを食べてたら、お姉さま方たちと皮の色の話になって、

自分は結構熟れたバナナが甘くて好きなので、皮が茶色くなっててもそれを好んで食べるんですが、ある人はそんなの食べられない、バナナじゃないとかいってて、でも熟れてる方が甘くておいしいよ、若いのはそんな甘くない、酸っぱいって言ったら、あぁ、だからノジはおじさんと仲良しなのねとか言われて(笑)

 

自分別に枯れ専とかじゃないんだけど、、、自分の年頃で中身が成熟してる人で自分を好きになってくれる人になかなか出会えないだけなのです。

 

明日から4日間自分の上司は休暇に行っちゃうので、自分がスーパーバイザーの仕事もしますが、そのあとは自分の休暇たっぷり3週間。残り5日頑張るぞ。