会話の仕方

さて、今日は大切なパートナーとの話の仕方について書こうと思います。

 

人は誰しも、自分を理解してもらいたいと思っています。自分の正当性を主張したい生き物です。もし、あなたがパートナーに不満を抱いたとき、あなたはどんなことを考えていますか?

 

パートナーが愛情表現をしてくれない。

パートナーが手伝ってくれない。

パートナーが話を聞いてくれない。

パートナーの収入が足りない。

等々、、

 

あなたの意識は無いことに集中しています。

つまりあなたのニーズに応えてくれない存在。

 

あなたの大切なパートナーです。

まず不満をぶつける前に自分に聞いてみましょう。

パートナーを傷つけたいですか?

パートナーのプライドや自尊心を傷つけたいですか?

 

誰しも人は自尊心というのがあります

 

もし答えがノーなら、あなたにはパートナーを傷つけないで話をする方法、あなたの願いを聞いてもらう最善の方法があるので、希望をもって下さい。

 

自分自身に聞いてみましょう。

自分だったらなんて言って欲しい?

自分だったらどんなふうに会話をして欲しい?

自分だったらどんなふうに言われたら相手のニーズに応えたいと思うかな?

 

人間は本能的に否定されたくない生き物です。

否定されると自分を守るために、防御体制に入ります。これでは価値ある会話は成り立ちません。

 

話し合いをする時は、不満を感情的にそのままぶつけるのではなく、お互いが正直になりつつ、なおかつ思いやりを持って解決策や、改善、理解し合うこと、妥協点をゴールにしましょう。

 

誰だって、失敗をしたり、間違いをおかしたりした時に、感情的にまくしたてられたり、怒鳴られたり、嫌味を言われたり、批判されたりはしたくないですよね。まして、自分が悪いと思ってないことで色々と文句を言われたら、理不尽極まりないでしょう。

 

自分以外の他者を、自分の物差しや自分の常識で他者を測って、適切なコミュニケーションなしに理解してくれるだろうと勝手に思っていたりすると危険です。男女となれば、物の見方も価値観も全く違うというのは、脳の作りが違うので、自然なこと。

 

私は自分の大切な人、家族とか、彼氏、職場の上司とか、たくさん時間を過ごす人と、真面目な話とかちょっと話しにくいことを話す時には、あるテクニックをつかいます。これは相手をコントロールしようとかじゃなくて、自分の気持ちを相手に理解してもらうために必要なステップです。

 

私は個人的にサンドイッチと呼んでいます。

 

本題に入る前にまず感謝の気持ちや、相手を大切に思ってる気持ちを伝えます。普段感謝していること、相手のいいところをあげて、私はあなたを理解していますよ、理解しようとしていますよ、という姿勢を示します。これは、まず相手の価値を認めて、自分が相手を攻撃する気は無いですよということを伝えています。

 

次に、本題に入りますが、感情的にならず冷静に、相手に自分の気持ちを伝えます。事前に何を伝えたいのかを整理しておくとスムーズです。

例えばパートナーが言った言葉で気持ちが傷ついた場合、自分がその言葉で何を感じたのかを伝えます。

 

“あなたには悪気がなかったかもしれない。でもあなたの(言った言葉、行動)で私の気持ちは傷ついています。私はあなたではないからあなたが考えている事や感じている事は、同じようには感じられないし、それはあなたにとっても同じです。あなたは私にとって大切な存在です。だから私の気持ちをあなたに知ってもらいたいし、私もあなたの気持ちを知りたい。もし悪気がなかったなら、次から(具体的な改善、自分が相手に願うこと)してくれると嬉しいです。”

 

この時改善することは相手に可能な限度を考慮しましょう。もし相手が、あなたの話を真摯に受け止め聞いてくれたなら、話をしてくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えて下さい。

 

もし会話をしている最中に自分にも改善できる点や自分の良くない部分が見えたなら、素直に受け止め、成長する良い機会です。大抵の場合、人間関係で何が問題が生じた時というのは一方だけに非があるわけではありません。だれしも人間で、いつも完璧で正しい人などこの世にはいないのです。

 

相手が感情的になって話を聞いてくれなかったり、攻撃的なったり、あなたの気持ちを尊重してくれない場合は、自分のスタンダードを相手に示します。

 

“あなたと話し合いをしたいし、あなたの気持ちも尊重しています。でもあなたが私の気持ちを尊重できる状態でないなら、あなたが冷静に話せるようになってから話をしましょう。”

 

もしあなたが、相手の気持ちや立場を尊重して話せなければ相手にあなたを尊重して欲しいと思うのはバランスが取れていません。あなたがしっかりと思いやりや尊敬の気持ちをもって会話をする姿勢をしめし、相手にそのスタンダードを提示して、相手がそれを受け入れるかどうかは相手次第です。そのラインを受け入れない人はあなたを愛してはいないし、そのような人にあなたの時間とエネルギーを無駄に注ぐのは効果的ではありません。

 

もしそれが配偶者であるなら、自分のパートナーを愛していない人は自分自身を愛していないのです。そのような人は自尊心や自己肯定感が非常に低いことが多く、じつはとても多くの人がこの自己肯定感の低さによって他者に威圧的だったり、イライラしていたり、虚勢をはったり、嘘をついたりしてしまいます。

 

愛することの根本は、まずはじめに自分自身の良いところ悪いところ全てを無条件に受け入れられて初めて、他者の良いところも悪いところも受け入れられるのです。

 

ノジは今の彼氏と話しにくいことを話さないといけないと思ったときは、まずお祈りをして、サンドイッチの流れで会話を進めます。自分の気持ちの整理がちゃんとできているときは大抵、ティモは真摯に向き合ってくれるし、改善できる部分は改善してくれます。

 

一生懸命、正直に伝えたいことがある人の話を、大抵の人は真剣に聞いてくれるものです。大切なのは自分自身の態度だと思います。

 

自分を理解して、尊重して欲しいなら、相手の気持ちに立って、まず最初に相手を理解して、尊重してから、自分の話を理解してもらう、そういう姿勢が大事なのです。

 

クリスマスのプレゼントが楽しみなノジ、ティモに何をあげようか考え中です。